久しぶりにこのブログでも書評というか、私が毎日読んでいる本のレビューコーナーを作ろうと思う。今回選んだのは「新世代CEOの本棚」という本。
今を時めくITの成功者はどんなことを考えて本を選んでいるのか?そして本から何を得ようと努力しているのか?少なからず私も学びたいと思たので・・・。
新世代ceoの本棚の本棚は古典と他ジャンルにあふれていた
ITで成功する人は結構オタク的な本をたくさん読んでいるのかな?やっぱりSFとか偏った情報を得ているのかな?
なんて勝手に想像していたけれど、やっぱり成功者って古典も幅広く読んでいるし、化学、生物学、歴史学、心理学、そういうものを幅広く読んでいるのだと驚いた。
受験勉強みたいにある程度同じような参考書を読むのかと思ったのだが、読んでいる本はバラバラ(まあ、同じ本ばかりだと編集的にNGだと思うけど)
そこから得ているヒントが面白い。
例えば「パズドラ」を世に送り出した「孫泰蔵」(ソフトバンクの孫正義の弟さん)が引き合いに出した本が「東大流よみなおし日本語講義」とか「無縁・公界・楽」とか「学校で習わない江戸時代」とか。(結構日本語教師の勉強ジャンルに近いものを感じて親近感を覚えた…)
もっとオタクなアニメ本を紹介するのだと思っていたけど(笑)江戸時代のシステムから現代社会に足りないものを学ぼうとする姿勢に驚いてしまった。
ITのプロなのに古典も強い。そりゃ勝てないはずだ・・・。
IT成功者が貪欲に学ぶ姿勢に改めて恐怖を覚える
私がこういう本を読んでいつも感じるのは「恐怖」普通年収1億とか10億とか一生働かなくても生きていける世界が現実になっていたら、後は快楽に走りそうなものだが、成功者はそこからさらに伸びるために、焦り、憤り、不安を感じでさらに勉強しようとしているところ。
そんな人がわんさかいる中でどうやって対抗できるのか?
成功者はさらに勉強して高みを目指す!少なからず私があってきた経営のトップはみんなそうだったし、彼らの本棚を「チラ見」した時に感じた絶望に似た距離感はこの本を読んでさらに深まることになった。
IT成功者のボトルネックを捕まえよう!
で、たぶん今からここで紹介されている164冊を片っ端から読んでも、到底彼らにはたどり着けない・・・。
ネットビジネス初心者の人そして今からIT関係で生きていこうと思う人が感じる絶望はそこになると思う。
私もその一人なのだが、ただこういう本を読んで自分との知識の差に絶望するのではなく、なんとかこのような成功者との距離を縮めるために意識することは一つ。
「なぜ彼らはこのような本を今の時代に紹介しようと思ったのか?」
「選択をするための基準はどこに置いているのか?」
発想の根源を突き詰めると、結構シンプルな言葉になるのではないかと思っている。
実は家族愛、親友のコンプレックス、自然愛、衣食住の基本的な欲求ががすべての元とかだったりして、意外と身近なところでつながっている。
そういうボトルネックを捕まえると、自分が何を大切にして生きていかなければならないのか?どんな価値観で努力すればいいのかが見えてくるし、なんとなく成功者を自分と同レベルに引き下げて理解できるようになる。
そうやって自分を慰めながら私はこれからも少しずつ勉強していきたいと思う今日このごろでした!
・・・本の中に出てきた情報ネタ
・・・この辺は片っ端から読んでいるみたいです!!
いろいろ読んでがんばりまーーす!!