うーむ。確かにコンプレックスはネットビジネスでは最大の武器。他人の失敗は蜜の味。成功談よりも失敗談の方が人は信じるもの・・。そう言っているのは事実。
長年教師をしていれば分かるが、過去自慢や成功体験を鼻っ柱高く語ろうものなら生徒は心の中でブーイング。すぐに寝るか拒否反応を示しまくる。
半分眠りかけている生徒、スマホをいじろうとしている生徒に最も効果的なのが教師の失敗談であることは間違いない。
でもね?
卑屈にネットで居直っても金をくれるほど世の中甘くないってことは知らなければダメ。
同情するなら金をくれ!(←ちょっと古い)と思うかもしれないけど、そう簡単にお金にならないのである。
卑屈な居直りブログは記事タイトルとテーマとデザインに表れる!
まず、心が歪んた卑屈な居直り人間が作るブログというのはテーマとデザイン、そして個別記事のタイトルにどんどん滲みでてしまう。
・引きこもりニートがネットで〇〇
・50代精神分裂した男が〇〇
・借金じじいの〇〇
・パチスロにハマって離婚した男の〇〇
・どん底不幸から脱出を試みる〇〇
・うつ病で会社を辞めたクズ人間の〇〇
・・・ネットだったら理解者がいると思うのだろうか?
こんな記事を書いている奴に金を払おうと思う人間がこの世にいるのだろうか?
頼むからそばに寄らないでくれ!!
こう思うのが世間一般の反応。なのに多少PVが上がると読者が理解してくれて、もしかしてどこかの誰かが金をくれるのだと勘違いするが、ネットでもリアルでも、そんなあなたに金を払おうと思う奴など皆無。
そこにまずは気付いてほしい。
卑屈な居直りブログはデザインが暗くて気持ち悪い
大体卑屈な居直りブログは、ヘッダー画像やサイト全体の配色が薄暗くて気持ち悪い。
心が折れている自分を表現して分かってほしいという主張なのかもしれないが、そんなに世間は甘くない。
会社の面接で汚らしい格好で「これが私の真実の姿です!」「偽らぬ正直な私の心です!!」なんて叫んでも速攻で落ちるのと同じである。
ネットで毒を吐くためには条件があることを知ろう!
実はネットではきれいな記事を書くよりも、多少毒があったほうが良い。世間の常識、社会の道徳を多少破るような記事の方が受けてしまう。
ただ、そういう毒のある記事を書く際に、一つ重要なことがある。
毒は吐いても自分の毒に飲み込まれるな!
ということ。
芸能人でも毒を吐く奴はいっぱいいるし、ものすごく売れているのであるが、彼らは決して毒に溺れているわけではない。
毒舌教師も意外と人気があったりするが、常に毒を吐いているわけではなく、「笑い」とか「美」とか必ずプラスの方向の軸も持っている。
単に毒を吐きまくっているだけで生き残れるわけではないのだ。
この辺を勘違いすると、毒を吐いているブログを作っているつもりが、単に暗い居直りブログになってしまい、誰も人が寄り付かなくなる。
卑屈な居直りに笑いと自虐ネタが入ればウケる
最後に今現在卑屈な居直りブログになっている人は、まずは自分を笑うところから始めたらいいと思う。
一番手っ取り早いのは自虐ネタ。芸能人は家族も巻き込むが、自分を最低限までいつでも落とせるから強いのであり、そこがお笑いの根源であると思っている。
毎回どうやったらこの薄暗くて気持ち悪い記事で笑わせられるのか?ちょっとだけ考えてみると良いと思う。
そうすれば、単なる卑屈で暗いブログになるわけではなく、人を巻き込み、共感してくれる個性的なブログに仕上がるはず!!
うじうじしている自分を笑う!!
お笑いの精神をなくして居直ってもネットビジネスで稼げるわけなどないのだ!!
笑いとは精神の余裕なり!! by nihongo1000