あなたは知っているだろうか?世の中には世にも恐ろしい歴史を変える隠れた大事件が存在することを!政治の陰に隠れ、歴史から抹殺された知らざれる秘密。
そう、私はその現場を見てしまったのだ!運悪く居合わせてしまったのだ!!
今回お話しするのは私が初心者の対面コンサルで遭遇した世にも恐ろしい大事件なのだ・・・。
多分この話を聞いたが最後、あなたは絶対にネットビジネスのコンサルをやるなどと言う愚行は侵さないはず。
では心して聞いてほしい・・・。
1 「キューパー事件」
これは某コンサルメンバの一人が引き起こした、伝説の事件である。
これは半年前のある日のこと。
突然新しいメンバーが入ってきたと思うや否や、「Twitterが動かない」「HTML作成ソフトが動かない」など会員サイトに次々投稿する彼にメンバーのみんなが大混乱した。
私の方では全くそんなことはなかったし、私に言われたとおりに作業をやっているという。様々な解決策をお伝えしたのだが、それでもまったくソフトが起動しないという。
「おかしい、何かが間違っているのでは?」
「いや自分は正しいことをしている」
お互いの意見は食い違いまさにキューバ事件さながら一触即発の危機に陥っていた。
そしてついに訪れたXデー。
対面コンサルの日がやってきた・・・。
そこで彼のパソコンを見た私は絶句した。
ディスクトップ一面にあふれかえるショートカットキー。
大きめのモニターにもかかわらず、アイコンが多すぎて完全にディスクトップからはみ出ている・・。
画面を触ってもカクカクしてなかなかパソコンが動かない・・・。
「こ・・これは?もしかして今までのすべては・・・フリーズ??」
そしてこわごわハードディスクの容量をみると・・。
なんとウィンドウズのハードディスクの使用容量が98%
未だかつてあんな真っ赤な警告状態を見たことがなかった。
ゴミ箱もまってく捨てておらず20ギガが貯まっていた・・・。
その場で私はこう叫ばずにいられなくなった。
整理整頓!!!!!
・・・人の思い込みとは恐ろしい。よもやソフト原因がハードディスクにあったとは。それ以降私はメンバーにこう確認せざるを得なくなった
「ディスクトップは見えますよね?」
2 「カニの乱」
これは思い出すだけで打ち震える恐怖の反乱である。
その日は良く晴れた春の日だった。
そのうららかな日にふさわしく、笑顔の絶えない一人の男性が私の対面コンサルに現れた・・・・。
「今日は良い日になるに違いない・・・」私の心は踊った。
だが、物事と言うのはそう簡単に運ばないのである。
おもむろにスポーツバックから彼が取り出したノートパソコンを見て私は目の錯覚を覚えた。
年のせいだろうか?なぜか、彼の10キーがかすんで見えないのだ。
だがよくよく目を凝らしてみると気が付いてしまった・・・。
・・「キーボードがとろけてる」
そう、彼のキーボードの右半分がドロリととろけていたのだ。
「じゃあ、実際にどんなサイトを作ったのか診断しましょう?」
動揺を抑えにこやかに微笑みを返しながら私はコンサルに臨んだ。
するととろけたキーボードを抱えた彼はは奇妙な動きを繰り返し始めた・・・。
・・カタカタカタ
・・・カタカタカタカタ
なんと彼は二本指でとろけたキーボードを打ち出したのだ。
しかも親指と人差し指で!
・・・カタカタカタカタ
・・・・カタカタカタカタ・・・。
目の前で繰り返される奇妙過ぎるブラインドタッチに私は思わず心の中でこう叫んだ。
「カニだ!!目の前にカニがおる!!」
そして私はカニとの対面コンサルを続けることになった。
私はいくつかサイト作成のアドバイスを出し、そしてカニは私の指示に合わせてブログを更新していく。だが同時に丸まった背中と共に発する奇妙な音と手の動きが私の脳内を破壊する。
カタカタ・・・。
カタカタカタカタ。。。。
猛烈に遅いカニのブラインドタッチを見ているうちに、私はどうしてもこらえきれなくなってしまい。カニにこう尋ねた。
「え・・・と、その打ち方じゃ効率悪くないですか?」
遠慮がちに質問する私にカニはこう答えた。
「いや、この方が早いんです(-_-メ)」
・・・・・。
・・・・・・・・・。
Why?
(ちっ、カニの癖に反抗しやがった…)
そう思った私は、もうこう言わずにはいられなかった。
「・・えっと、でもキーボード溶けてますよね?打ちにくいのでは??」
するとまたカニはこう答えた。
「10キーは使わないのでまだまだ使えます(-_-メ)」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
Why?
そう、カニは根本的に、カニをカニたらしめている、ブラインドタッチやとろけるキーボードを指摘すると、鋏を振り上げて反抗するのである。
その後、全てのコンサルメンバーに私はこう確認せざるを得なくなった。
「パソコン普通に打てますよね?ちゃんとしたパソコンお持ちですよね?」
・・・私の脳裏には今でもカニの鮮烈なブラインドタッチが残っている。
・・・カタカタカタ
・・・・カタカタカタカタ
私が目にした多数の事件のうちたった二つの大事件を書いただけでもう2000文字を超えてしまった。
こうやって書く中で、さまざまな記憶がフラッシュバックし、今も私を悩ませる。
・ラブホ拉致事件
・パンチラ事件
・親子上京事件
・大仏事件
・・・書きたいことは山ほどあるのだが、もうこの辺で筆をおこうと思う。これを読んだあなたはきっともう対面コンサルなど手を出したいと思わなくなるはず
これが初心者に教えるというリスクなのだ・・・。