まず、タイトル負けして買ってしまったこと。そしてこの本のタイトルはかなり釣りの部分も多く、「グーグル検索だけ」では決してお金持ちにならないと思ったことを先にお伝えしておきます。
ただ、私は非常にためになったのでこの本を紹介します。
実は午堂登紀雄さんの本を発見したのは偶然の立ち読みなのですが、読んでいるうちにいくつも共通点があってびっくり!!
① 私と同じような専業主夫だということ
② 家族構成が似ていること
③ 何と言っても文京区の春日に私も住んでいたこと!!
「おお、これはマジで情景が浮かんでくる」ってことでカフェでサラっと読破しました。
・・・ドームホテルのカフェも行ったし、ラクーアの下の成城石井で買い物していたし、クイーンズ伊勢丹も行っていたし・・。多分同じバーと居酒屋行ったのではないかと思います(笑)
・・マジで偶然♪
グーグル検索を使いこなしてお金持ちになる方法とは?
- 検索キーワードの背景を考え納得するまで再検索する
- ずるくてセコイ考えも検索が教えてくれる
- 非日常の経験を増やすと検索キーワードをひらめくようになる
- 政治の動向から未来の検索キーワードと市場を予測する
まず1点目検索キーワードの背景を考えるという点ですが・・・。
例えば2020年開通の品川新駅の情報をつかむ
1 品川の周りの土地が上がるので不動産関係を仕込もう
2 建て替え問題で老朽化がでてくるので、話し合いがスムーズにできるように
仲介ビジネスはできないか?
3 ここで買い物難民、通院難民になったビジネスはできないか?
⇒ 現実を阻む要因の1つを取り上げビジネス化できないか?
これはネットビジネスにも通じますね。品川あたりに特化した不動産関係の記事を仕込んでも良いし、マンション建て替え仲介オンラインサービスを作っても良いです。
通院難民向けのパンフレットを配って個人病院に営業をかけるとかやる気があればなんでもできそう。
現在の事象から予測する力をみにつけ、検索してネタを仕込んでおくわけです。
また、2つめのセコイ検索キーワードというのはめちゃくちゃアリだと思います。
絶対に不可能だと思ってもネットなら何とか答えがみつかる・・・。そう思う人をターゲットにしたビジネスは今でもあるし、平凡なキーワードを捨てるという発想は必要です。
- マイホーム+タダ
- 税金+ゼロ
- 不要だった+設備
なんて感じで、初期入力の発想を変えれば自分が今まで見ていなかった市場が広がって来るとのことです。
この発想でジモティー、ウーバーなどのシェアビジネスが生まれているし、まずは検索して可能性をみつけるってことでしょう。
こういうキーワードを探すコツは自分とは意見が真逆の人を捕まえることだそうです。
非常識だ!納得できない!ムカつく!!というのはネット市場では金の卵ですからね。
最後に政治の動向からキーワードを探るという技術も書かれていました。
著者の午堂登紀雄さんはニュースソースとして官邸や総理のTwitter、Facebookをよく見ているそうです。
なるほど。政策批判をするだけではなく、日本政府のバラマキをみつけ、その波に一瞬のることで儲けるというしたたかな生き方も必要なのでは?
最近の政府のメッセージは「老後も働け」「自分で年金宜しく」ですので当然ここを巡るビジネスは仕込まなければ・・・
65歳からのNINJAは現実を帯びていて怖い
この本の後半はほとんど検索のことじゃなくて(笑)今からの時代の流れにどう向き合っていくのか?という作者なりの見解を示しているのですが・・。
その中でも気になったのが「NINJA」です。これ知ってました?
忍者じゃなくて「no income no job or asset 」ということで収入も仕事も資産もない65歳が爆発的に増えていくってことです。
ここは大きなビジネスになるでしょうね・・・。本書では「iDeCo(個人型DC)」についての記述が大半を占めていたのですが、私は別の味方でネットビジネスを提案したい。
自分なりの資産サイトを作り、それを金融商品に分散投資していくというのが今の40代、50代には本当にお勧めだと思えるんですよ。
私もこの一年間ほったらかしのブログでいくら稼いだことやら・・・。稼げるようになってくると、年金を貯めるよりはるかに効率が良いと思えますよ?
不動産や株式は無理でも、自分年金は作れます。
そしてこの本の通り、検索とライティングとちょっとしたノウハウがあれば、月に5万の資産ブログを作るのは年配でもそこまでむずかしくないんですよ♪