私のコンサルメンバーの多くも子育て中のママさんたち。1歳児3歳児、小中学生を抱えながら、何とかお金を稼ごうと頑張っている。
そんななかで、ふと本屋で見かけた本が「子育てママの起業の仕方教えます」と言う本。私も起業系のブログ書いているし、表紙にはブログで年商4億までになったようなことが書いてあったので読んでみました。
で・・・読んでいるうちに思ったのが店舗を借りた箱ものビジネスって本当に利益率が悪くて仕組みづくりをするまで大変そう(-_-;)
ということ。
・・・私もちょうど節税用の法人登記が終わったところです♪
【 子育てママが独立するまでの流れ 】
・リトミックに目覚めニューヨークで講師を務め時給5000円
・一か月に仕事が4回で月収2万円
・江東区で5万円の公共施設を借りて、生徒を30人集める
・2SLDKの古いマンションを借りて生徒募集を続ける
・ピアノ教室では月謝7000円で講師に6割を支払い、30人の生徒で月収10万
・テナントを増やし続け、生徒数800人を突破・・・でも貯金できず。
・生徒数1000人突破
⇒ここまでで10年以上。
この後、子育てママのために保育園を設立するなど苦労の連続。いや夢に向かって邁進できる姿は神々しいばかりなのですが・・。
うーむ。ネットの起業に比べると、こうやった箱ものビジネスは時間とカネとリスクが大きすぎる(-_-;)というのが正直なところ。
なんのスキルもない子育てママが起業するのはリスクが高いのでは?
この本を読んでいて思ったのは初期の状態で最も苦労しているのが生徒募集。素晴らしいスキルと情熱があってすら、独立して月に100万稼げるようになるまで10年近くかかっているご様子。
まして特に誇れるようなスキルがない子育てママさんが本書に書いてあるような「熱い思いだけ」で起業するのはリスクが高すぎると思う。
旦那さんの給料前提でやるのなら良いかもしれないけれど、旦那さんが突然仕事を変えたり、病気になってしまうと途端にビジネスモデルが崩壊しそう。
子育てママさんも起業をしたければアメブロで情報発信してみれば?
情報発信しているつもりが起業塾にお布施を払わうようなマインドにはならないと誓える人は、今からアメブロで情報発信をしても十分間に合うと思う。
アメブロは女性も多いし、同じ価値観で共感しあって相互に読者を紹介してくれるような独特の文化がある。
「お互いに不安だから仲良くなろう♪」というのは女性は抵抗なくできるはず。
これは新学期にあっという間に友達!?を作れる女子生徒を見ていればよく分かる。
本書にも書いてあったがきちんと検索キーワードやテーマを意識して、メルマガやサロン集客用のLPにつなげられるように作れば300人の読者でセミナーや起業の糸口が見えてくる。
どうせやっても時間以外のリスクはないのだし、作者の井上幸子さんのように、本当に好きなものがあるのならブログを書くのは楽しいもの。
私も読んでいるうちに「リトミック」なるものに興味がでてしまったし、いつか子供を習わせてみたいなんて思えるようになってしまった。
たかがブログと思わずに、人生をかけて本気でやれば運命の歯車は自分で回せると思う。
ただし、ヤバいマルチには気を付けて!!
PS この投稿が流れて来てちょっと面白かったのでおすそ分け♪