今回ちょっと朝のモーニングショーを見ていたら、大人の絵本について特集がされていた。これ、マーケティングの考えとしても非常に相性が良いし、ネタにしようと思います。
ちなみに今回のニュースを見逃した人のために、いくつか実際の商品を紹介すると・・・
① 動物の見ている世界の楽しみ方
仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界 仕掛絵本図鑑 [ ギヨーム・デュプラ ]
動物の目線に立って、ドットで見える世界や白黒の世界なんかを教えてくれる面白い絵本。
かがみのサーカス かがみのえほん (福音館の単行本) [ わたなべちなつ ]
鏡になっていて二つを組み合わせると、一つの絵が完成するという仕掛け絵本。
パパはわるものチャンピオン (えほんのぼうけん) [ 板橋雅弘 ]
こういうのが載っていて、大人が童心に帰って子供と一緒に楽しめるものが紹介されていた。
最近の絵本の世界はファンタジーじゃなくてリアルを取り込んでいるものも多く、おどろいたのだか、子供の世界を大人の世界に移動させると人気商品になるものは多い。
ちなみに、こういうYouTube動画をみていて、子供のための読み聞かせ動画というのはまだライバルが少ないと思う。
声優志望の方はもちろん、ママさん、おばあちゃん、おじいちゃんまでいろんな声で物語を語って稼げるのではないかと思う次第。
著作権の切れた本は結構沢山あるし、その一部のシーンを読み聞かせるというビジネスをやってみてはどうだろうか?
おとな子供のマーケティングを考えてみよう
さて、話は変わっておとな子供のためのマーケティング。過去にも子供の世界を大人の世界に持ってきてヒットした商品は多い。
- おとなのためのぬりえ
- おとなのための童話
- おとなのための恐竜教室
- おとなのための粉ミルク
なかでも認知症予防にもなると評判の大人のための粉ミルクはネーミングが秀逸で思わず手に取りたくなる
もうココアと言われるよりも、「大人のための粉ミルクチョコレート味」と言われた方がインパクトがあるし興味もでる。
ついでに大人のための哺乳瓶・大人のためのおしゃぶりなんかで商品開発をしてもよいのではないだろうか?
これを夜の世界に持って来るとちょっとやばいことになりそう(笑)
BBA・・・・バブバブバーみたいなものを原宿辺りに作ったら流行らないかな?
高齢化社会では子供向けのサービスが大人にヒットする予感
ウチの親戚の中にも、徐々に認知症になってきた人がいて、そういう人は「紙おむつ」「離乳食」「涎掛け」などの子供向け商品が必要になって来る
子供は大人になって最後はだんだん子供に戻っていくのだから、ここには商機があると思わないだろうか?
結構ママさんブロガーは、自分の子供に向けた記事を書くのだけれど、実はそれだと市場は飽和しててライバルが多い。
でも子供の悩みはそのまま介護世代の悩みと重なるし、そっちの方がどんどん商品開発されて行けばその技術を世界に売っていけると思う。
例えば知育玩具で早期教育と言う流れはもう出来上がっていて競争も激しい。でもボケ防止のための知育玩具が高齢者にヒットしている。
代表例が大人の積み木。
こういう商品開発ななら田舎でビジネスを作れない人でもネット通販ショップを立ち上げでビジネス化できるのではないだろうか?
是非とも柔軟な発想で、超高齢者向きの商品を提案して欲しい。
繰り返すがネットビジネスは何も情報商材を煽って売るだけが能ではない。子供の知育玩具を高齢者向けに紹介することで十分ビジネス化できるのだ。
デパートにキッズコーナーを作ることはできるが、さすがに「認知症コーナー」をつくることはできない。
ただし、ネットではそれが可能なのだ。この売り場を自らが作り出せる発想さえ持てれば、この世界はもっと楽しくなると思う。
ということを大人の絵本を見ながらちょっと考えてみた♪